くるくる先生の奮闘記

小学校教諭です! おすすめの本と自学への取り組みを載せてゆきます!

あたらしいしょうがっこうのつくりかた

この本は、自学の神様伊垣先生から教えてもらった本です。

 

内容としては、

日本初のイエナプランスクールを立ち上げるまでどのような苦労があったのか。

という本です。

 

自学を突き詰めたいと考えて、この本に出会いましたが自学の考え方、、

もっともっというと、

 これからの小学校の在り方って、こういうことがいわれているのかなぁと、、

 読みながら感じました。(イエナプランが良い、今の在り方が悪いというわけではなく)

 

中川先生にもメッセージを送らせてもらったのですが、個人的に

   p147の理想の空間

  p172の同僚を大切にする

 

この二つに大きな学びを受けました。

 

まずは、1つ目の理想の空間

 オランダのイエナプランと聞くとどーせ日本では、ましては公教育なんて。

そう考える人も多いと思います。

おそらく、大日向小学校を作る際に多くの困難があったことを読みながら感じました。

ただ、ここに書かれている

22のイエナプランスクールが理想とする環境は、もちろん全ては難しいですが、

・扉のないオープンな棚に置かれた道具

・子どもたちの世話が行き届いた植物がある(種から育てたらなおよし)

・一つ以上のボードがあり、子供がそれを使って学べる。

 など、公立校でもできる環境がありました。

できないと嘆くよりも、できることからやってみる。大切なことを学びました。

 

 

二つ目は、同僚を大切にすること

 「こんないいことをしているのに分かってもらえない」

 「あの人は勉強不足だ」

 そんな気持ちを手放し、目の前の子どもたちと、隣にいる同僚たちを大切にすることから始めてほしい。

 学校は、学校に関わるすべての人たちと共につくるもの

この言葉は、とても胸にひびきました。

 

 学ぶことが主体的にできると、どうしても一人で頑張りがちですが、

わかり合おうとし、諦めずに対話をすること

 教師がまず、異年齢で多様な価値観や経験をもつ人が集まる職員室で対話をし、

 わかり合うことこれが大切だと考えました。

 

p186にも書いてある、

「社会にでたら異年齢」 

学校は、「社会に出る前の練習の場である」

 

   まさにその縮図が職員室なんですね。

 

まだまだ書きたいことはありますが、是非読んでみてください。

 

もし、違う考えや

こんなところよかったよなどありましたら

   コメントくださいな!! 

あたらしいしょうがっこうのつくりかた

あたらしいしょうがっこうのつくりかた

  • 作者:中川 綾
  • 発売日: 2019/11/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)